ハーブ畑より| Alchemilla vulgaris

ハーブ畑より| Alchemilla vulgaris

Alchemilla vulgaris / Alchémille 羽衣草 レディースマントル

Aubépine ホーソンと同じバラ科、多年草の植物。高さ 10 ~ 30 cm の多形性の多年生植物で、丘陵地帯から高山地帯までの森、湿気の多い草地によく見られます。北半球全体に自生しており、ヨーロッパ、アジア、北アメリカ全域で見られます。フランスでは主にアルプス、中央高地、ヴェルコール山脈、ピレネー山脈など山岳地帯を中心に見られます。
若葉は扇状のひだがあり、葉の形はまるで子どもの手のようです。葉の縁、葉脈には柔らかな毛が生えていて葉の中心に露が溜まります。

葉に溜まった露とAlchémilleから分泌される液体が混ざった物を中世の錬金術師が賢者の石を作るために使っていました。
この植物の名前からも錬金術師に人気があったことが分かりますね。

2023年に前の畑から新しい土地に畑を構え、それを機に新しく植えた植物の一つです。Echinacéeの隣に植わってるAlchémille。今は背丈が伸びたEchinacéeに少しは日差しを遮ってもらえているけど、、、彼らにはもう少し良い場所を用意できるようにしていきたいな。
初春に植えた柿、プルーン、リンゴの木がもう少し大きく枝を伸ばした頃にその下に株分けして増やしたAlchémilleを植えたらどうかな?
まだ2株しかないけど大切に育てていきますね。

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